スイスにおける洗濯戦争-Vol.2-

スイス

洗濯に情けは無用

まずは洗濯日に遭遇する3つの問題について、ご紹介しましょう。

  1. 洗濯機が故障
  2. 前の人が使ったままどっか行ってしまった
  3. 誰かが無断で使っている  

「洗濯機が故障」について

海外に住んでいる人にはあるあるだと思いますが、とにかく機械類の故障が多いです。本当に桁違いで物が壊れます。

そして修理されるまでに恐ろしく時間がかかります。それも恐ろしくです。故障してしまったら、とにかくじっと直される時が来るのを待ちます。

「前の人が使ったままどっか行ってしまった」

寝ちゃってとか電話かかってきて等々、洗濯物を放置したいろいろな言い訳が成立するわけですが、こんなのに耳を傾ける必要はありません。

前の人が戻ってくるのを待っていては、次の人の洗濯時間がきてしまいます。遠慮なく勝手に洗濯機から洗濯物を取り出し、かごにいれておきましょう。

「誰かが無断で使っている」

これ!これは最もたちが悪いやつです。待ちに待った自分の洗濯の順番を無断で奪われると、大変な怒りを覚えます、よねっ。

私は腹がたったので、“私の番です。あなたの使う時間ではない”とマジックで紙に書いて、洗濯機の上に置いておいたことがあります。すると次の日に郵便受けに手紙が投函されていました。

便箋2枚にぎっしり。

ここでポイントは、この手紙はもちろん詫び状ではないってことです。

“私は100%の時間働いている、あなたは仕事してないですよね。他の時間に洗濯したらうんぬん”

予約している人の時間を勝手に奪って、よくまあいけしゃあしゃあと!と思いつつ…

でも、そんなに忙しいなら仕方ない、この時間は譲ってあげようかな…なんてなるわけない。

情けは無用、だってこれは洗濯戦争なのですから!

敗者は汚い服を着続けることになるのですから。

スイスの洗濯バトル  まだつづく。

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