ケンカ上等 ~ママ友同士のバトル~

海外教育事情

ママ友との関係って、助けられたり、楽しかったり、超うざかったり。なんだか色々ありますよね。

スイスに住み始めた頃は、ケビンの学校のママ達がカラッとしていて、付き合いやすいなあと思ってました。言いたいこと言うし、ゆるい関係でいいんだみたいな。

だけど、やっぱり人と人。合わない時もあるんですよね。そういう時にビックリしたのは、彼女達は、結構正面からガツンとぶつかってやりあっちゃうということ。

みなさんケンカ上級者

私はそんな時はへええそんなことでそこまで言うかとか、ほほう、そういう言い回しね、とか思って黙って聞いてました(すごい迫力でとてもじゃないけど割り込めないっす)。

ちなみに日本だとぶつかることよりも、陰口が多い気がしますね。

そういう私も一度カンカンに怒って、いいから謝れ、あ・や・ま・れー(# ゚Д゚)ンガーッとなったことありました。

それにしても、どうしてみんな謝らないんでしょう?交通事故じゃないんだから、悪かったら謝りなさいよ。謝ったら負け的な感じなんですかね?

お許しくだせえ…うむ、ほしいのはこのレベルの詫び

今回はママ友たちのバトルをいくつかご紹介しましょう。

番犬ってなによ

ある時、スー(米国人)の子がエリカ(ドイツ人)の子とプレイデ-トすることになりました。

スーは「この子は勝手にどこかに行っちゃうことがあるから気をつけて」とエリカに念を押して、子どもを預けたそう。

そして約束の時間にスーがエリカの家に迎えに行くと、子ども達は二人ともいない。エリカによると、公園に二人で遊びに行ったんだとか。

行ってきやーす

ここでバックグランドが物をいうと思うんですけども、スイスは安全で、子どもだけで公園に行くのはOK。多分ドイツもそうなんでしょう。日本人の感覚からしてもOKですね。

だけどスーはアメリカ人。6歳の子ども達だけで、送迎なしで遊びに行くのはあり得ない

そしてそうです、スーは「うちの子は勝手にどっかに行くことがある」と言ったじゃないかと大激怒。

ぬおおおおお

だけどここでエリカは一歩も引かず、平気よ番犬がついてったからと。

疑惑とともにスーがエリカと公園に行ってみると、ちいーっつさなダックスフントが子ども達の周りをウロウロしていたとか。

ダックスフンドに罪はない

当然ここでスーはぶっちぎれ、エリカを面罵し、その勢いで私の家まで来て、あんの野郎(# ゚Д゚)ワナワナと怒りをぶちまけてから帰ったのでした。

でですね、私的にテンションあがったのは、実はこの時、スーは汚い言葉を連発してたんですよ!

F*** 

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

身近な人がFワードを使用しているのを初めて聞きました。F***‘n dogやらb**chやら、汚き言葉祭り!!

ラッフルで大揉め

大勢の前でケンカが勃発したこともあります。

ケビンの学校では年2回フェアというのがありまして、フェアは日本で言うところのバザーですかね。親たちが寄付した物を売り、その売上が学校の資金になるというもの。

クリスマスだと手づくりのリースとか、カップケーキ、グリューワイン(温かいワイン)などが販売されます。当然売り子もママやパパたち。

その中にラッフルというのがありまして、番号札を買い、その番号札が抽選で引かれれば、賞品があたるというもの。1枚しか買わなくてもいいですし、20枚も30枚も番号札を買ってもいいです。

一枚ずつはこんな感じ。

賞品は結構豪華で(よく寄付できるなあ)、例えば5スターホテルの宿泊ランチ券とか、電気機器。これがフェアのメインだったりして、かなり盛り上がるわけです。

でも、その日は事件が起きました。

たくさんの人が見守る中、抽選番号札を引いていたマギーにノラが噛みつきました。マギーがわざと特定の人を当選させていると。

え?ええええ?

ノラによると、さっきから若い番号ばかり選ばれているという。
→若い番号は最初の頃に買った人達
→その人達にばかり当たっている
→どういうこと?わざとじゃね?

ええええ。そう?

私が思うに、ただ単に箱の中で番号札がよく混ざってなかっただけなんじゃないかと。大体マギーがそんなことするわけがない。

もうここから大バトル。大勢の前で二人は言い争い、横から口出し参戦してくる人も現れ、なんだかすごいことに。

手に汗にぎる攻防、さすがケンカ上級者たち

マギーはじゃあお前がやれよ、準備からやってんのはこっちなんだよっ!ということを、怒りを抑えて、上品に、綺麗な英語で、イヤミったらしく言ってました。

子ども達のためにやってるのに、子どもの前で親が揉めるという残念な一幕でしたが、いやあみんな言うなあという。

さあ、喧嘩の後は二人で青空でも眺めるがよい

この事件はフェアの後もかなりママ達の話題にのぼったのですが、その時に覚えた言い回しがこちら。

I don’t want to get involved.

巻き込まれたくない、関わりたくないと言っていた人がいたんです。なるほど、そうやって噂話を遮断するのもありなのねと勉強になりました。

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