スイスにおける洗濯戦争ーVol.1ー

スイス

スイスに住んでいて、不便に感じたのはなんと言っても “ 洗濯 ” です。 

日々繰り広げられる洗濯バトル。

まずは日本とはちょっと違うスイスの洗濯事情からご紹介します。

洗濯機が家にない

スイスの集合住宅に住んでいる人の多くは、自宅に洗濯機がありません。

洗濯機を買ってシャワー室の前にでも置けばいいと思うかもしれないけど、洗濯機って排水溝がない所には置けないし、そもそもそういう造りになっていないです。

じゃあどうするかというと、スイスには必ず地下室があって、そこの共有の洗濯室で洗濯をします。

↑これはありえない。地下で干しますから。外に干す洗濯、憧れますねえ

ただ部屋数に対して洗濯機はどこのアパートも少なめ。

私の住んでいたアパートは12世帯部屋に対し、洗濯機はたったの2台。

そして、びっくり( ゚Д゚)するルールがこちら。

  1. 毎日のお昼休み、夜間は使用禁止
  2. 日曜日は使用禁止
  3. 予約は洗濯室にぶらさがっているノートに手書きで

12部屋もあって、洗濯機が2台で、さらに使用時間が限られている。

当然だけど毎日なんて洗濯できません。(ちなみにスイスでは週1回洗濯というご家庭が多いようです)。

でもどうですか?家族4人(小学生と赤ちゃんを含む)で週一回の洗濯って…

ありえなくないですか!!

1週間分の溜まりに溜まったばっちい洗濯物とともに、待ちに待った洗濯日がやってきます。

そんな洗濯日に遭遇する問題はこちら。

  1. 洗濯機が故障
  2. 前の人が使ったままどっか行ってしまった
  3. 誰かが無断で使っている

はい、こうして仁義なきスイスの洗濯バトルが始まるわけです。 

つづく

コメント

タイトルとURLをコピーしました