挨拶って人間関係上、とっても大事ですよね。
気持ちのよい挨拶を交わしただけで、一日が爽やかになるというもの。
ではスイスでは一体どんな挨拶をするのでしょう。
スイスの基本的な挨拶
軽い知り合いか、親しい間柄か。
関係性によって挨拶の仕方が違ってきます。
1. 軽い知り合いの場合
通りすがりの人でも挨拶し合います。
Grüezi”(グリュエッツィ)!
ベルンだったらグリュッサ!と気軽に声をかけます。
2. 親しい間柄の場合
親しい者同士の挨拶は3種類あって、さらに関係性によって違ってきます。
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握手 /ハグ/頬キス3回 この3つのどれかです。
はい、ここからが本題です。
一体いつ、どの人に、どの挨拶をすればいいのでしょう。
これは難しいですねえ。答えは、そう。
その人との関係性としか言いようがないんですよね。
まあワタクシなぞはスキンシップに不慣れなので、
相手に合わせて、相手の思うがままに、お、これきたなって感じで挨拶返しをしていました。
難易度最高峰 それは頬キス
これはスイスにおいて、一番頻度の高い挨拶なんじゃないかと思うんですが、マジで至難の業です。
※頬キスっていうのは、ほっぺ(右)、ほっぺ(左)、ほっぺ(右)と3回頬を軽く付け合ってする挨拶です。
しかもただ頬をつけるだけではなくて、エアキスとでも言うんですかね、
ちゅっという音を出します。
実際にほっぺにぶちゅっとするわけではなくて、音だけ、完全エア音を3回出します。
どうですか?そんなに難しくなさそうでしょう?
いやいや、なかなかどうして。
ちょっと考えてみてください。例えば明日から、職場の挨拶が頬キスになったとしたら。
ね、加減が難しそうじゃないですか?
とにかく、相手が誰であれ、軽ーい感じがスマートです。
まあ頬キスは上級コースとしても、ハグなら大丈夫!なんて思ってませんか。
いやいや、これもですねえ、かなりの難関なんですよ。
あんまりギューッとやってもおかしいですし、
ギクシャクぎこちないと嫌がっているみたいですし。
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さらに微妙なシチュエーションの時は、オタオタしてしまうことも。
そう、例えばプールでママ友に会ったらどうします?
お互い水着でハグってなんとなく身構えてしまうのは私だけでしょうか。
そしていつものことですが、私は、たかだか挨拶においても失態をおかしており…。
本日、ここにお詫びする次第です。
パパ友 エディよ、ごめんなさい!
あれは、私が友達キミ―と子ども達を体育館に連れて行った時のことです。
私にはケビンしかいませんでしたが、キミ―には3人の息子がいて、
3番目のアンディはまだ2歳半。
キミ―は走って体育館に行く上の子ども達を追って、ものすごい速さで階段を下りて行ってしまいました。
あれ?アンディは?後ろから来ているのはアンディ?
階段から落ちたら大変!!
私はアンディを抱っこしようと、両手を広げて振り返り、
キャーッ!!!
と叫んだのでした。
後ろから来たと思ったのはちびっこアンディではなく、
身長190センチもある我らがパパ友、エディでした。
エディは、私が両手を広げて振り向くものだから、挨拶のハグと勘違いしてにっこり。大きな腕を広げ返してきたところでした。
キャーっと叫んだ私は、渾身の力でドーンッ!!とエディを突き飛ばし、
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さらには大声で
”Not You!”とのたまったのでした。
・・・・
ごごごごごごごごめんなさい!!
ごめんごめん、そそそそんなつもりじゃなかったっていうか。
これは、その、なんていうか、
ビックリした時の自然なボディーリアクションていうか、
どうのこうのでうんたらかんたら。
言い訳むなしく、それからエディは、私にハグすることも、頬キスもすることなく、
スイスを去るまでウインクのみの挨拶をすることとなったのでした。
エディ、今からでも謝ります。
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#スイス #スイスの挨拶 #海外生活
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